ITパスポート試験について気になっているんだけど具体的に教えてほしい!
もちろんだ!資格試験に挑戦することはいいことじゃないか!
みなさんこんにちは主役です。僕は3月現在、大学の春休みに入っており、この春休みの期間にITパスポートの資格を取りました。
僕は文系という事もあり、今までITの知識なんて全くなかったのですが、苦手な分野の知識を少しでも持っていたいと考え受験を考えました。
そこで今回は僕の経験などを踏まえITパスポート試験の概要について解説していきたいと思います。
近年受験者が増加傾向にある人気の資格なのでぜひこの記事を読んで受験を検討してみてください。
ITパスポート試験とは
ITパスポート試験とは通称「iパス」とも呼ばれ、ITに関する基礎的な知識を持っているという事を証明する国家資格で情報処理技術試験のうちの1つです。
試験では主にITに関する基礎的な知識が問われます。DX(デジタルトランスフォーメーション)と呼ばれる、IT化が進む中、私たちはITに関する最低限な知識を持つべきであり、理系・文系の関係なくITの知識が大切となってるのです。
また、試験ではITの知識だけではなく、経営全般についても学ぶ事ができ、企業や組織についてなど社会で知っておくべき内容についても総合的に学ぶことができます。
このことから社会人はもちろんのこと、大学生はこれから社会にでる準備としてITパスポートの試験を受けるという選択肢は必要であると思いました。
ITパスポート試験の概要
次にITパスポート試験についての概要について解説していきたいと思います。試験はCBT(Computer Based Testing)方式で行われ、試験会場で実際に用意されたパソコンを使って受験しました。
試験概要
- 受験日:全国の会場で随時実施
- 受験資格:年齢・国籍関係なく受験可
- 受験料:7500円(税込み)
試験内容
- 試験時間:120分
- 問題数:小問100問
- 出題形式:CBT方式・四択一式
- 出題範囲:ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)
難易度
ITパスポート試験は、ITに関する基本的な知識が問われる試験のため、難易度はそこまで高くありません。今までの合格率を見ても、合格率は50%前後となっており、数字を見ても難易度が高くないとう事もわかります。
合格基準
ITパスポート試験を合格するには総合評価点と分野別評価点のそれぞれ両方で基準点を満たす必要があります。
- 総合評価点の合格基準:600点以上/1000点(総合評価の満点)
- 分野別評価点の合格基準:各分野において300点以上/1000点(分野別評価の満点)
独学で合格できる?
結論から言うと、独学で合格することは大いに可能です。多くの参考書が書店で売られていることや、ITパスポート試験の公式サイトには過去問がダウンロードできるようになっています。
実際、IT知識0の文系大学生の僕ですら、独学で合格することができました。しっかり勉強することで確実に合格できる試験だと僕は思います!
ITパスポート試験の勉強時間はどのくらい?
ITパスポート試験の合格への勉強時間はどのくらいでしょうか。前提として、僕のようにIT知識が全く0の場合とあらかじめIT知識がある場合では必要な勉強時間は変わってきます。そのため自分の状況や生活に合わせて時間をかんがえることをお勧めします。
勉強時間について、IT知識がある場合とない場合に分けて解説していきます。
IT知識がある場合
情報系の学校やIT系の仕事に就いている場合、あらかじめIT知識があるため、そうでない人と比べて勉強時間は短くなるでしょう。このような場合、勉強時間は100時間~150時間となります。
これは約1日1時間半を3カ月(90日)または1日2時間を約1カ月~2カ月ほど勉強することと同じ時間になります。
勉強時間的には少ないですが、各分野で300点以上取らなくてはならないため、それぞれの分野で勉強しておく必要があります。
IT知識がない場合
はい、僕と同じ場合です。初めて勉強する場合、なかなか馴染みのない分野を勉強するため時間がかかっていしまいます。特に問題数の多いテクノロジ系は馴染みずらい上に問題数が多いのでなかなか大変です。
このようにIT知識がない場合、ITパスポート試験に合格するためには約180時間~200時間の勉強時間が必要だと考えられます。僕も勉強時間だけでいうとそのくらいかかりました。
180時間というと1日2時間勉強した場合、合格に約3カ月かかる計算になります。最初は勉強効率よりも勉強時間をしっかり確保することが大切です。
ITパスポート試験を受験するメリット
次ににITパスポート試験を受験するメリットについて解説していきます。
まず挙げられるのがITパスポート試験はITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格であるという事。iパスは国家資格であるため、認知度も高いです。
また、ITリテラシーがつくことや就職に生かせるということ、就職している場合、補助金・手当が支給されることもあります。
メリットについてまとめてみました!
- ITリテラシーが身に付く
- 会社によって補助金や手当がもらえる
- 学生は就活に有利に働く
- 国家資格だから認知度が高い
資格はあるに越したことはないぞ!
受験を考えている人へ
最後に受験を考えている人に対してです。これからITの基礎的な知識を学びたいと考えている人はITパスポート試験を受験するとことをお勧めします。
もちろんITの知識が0であることや自分自身が文系であるという事は関係なく、近年のIT化に対応するために勉強することに損はないです。
ITに興味があるけど何をしたらいいかわからない人やなんでもいいから資格が欲しいと考えている人もITパスポート試験の勉強をすることによって、少しでも興味を持つことが大切だと思います。
やる気だすために申し込んじゃえ
終わりに
いかがだったでしょうか。今回はITパスポート試験について解説してみました。
資格は実際に勉強してみないとわからないことが多く、断念してしまう事が多いです。大事なのはまず勉強を始めてみることです。
まず初めて見ることで得意不得意がわかることや、最初はやる気が無くても勉強を始めてみたらやる気が出てくるなどがあります。
ITパスポート試験は短時間勉強の積み重ねです。短い時間でも少しずつ合格への階段を積み上げていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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